中田工芸ではハンガーを製作する際
材料部分があまりキレイでない材料があります。
昔からその材料を活かし、ハンガーを製作しておりました。
ここ最近は無塗装のハンガーが人気のため、木柄入のハンガーを製作してみました。
材料に木柄があっても洋服を傷つける事はありません。
木柄のある材料を捨てる事なくハンガーにして有効活用しております。
実際に製作してみて、木製の良さを再認識でき、
1本1本木柄が異なることにより見た目もかっこいいと思います。
ハンガーメーカー中田工芸スタッフによる業務用ハンガーのブログ
中田工芸ではハンガーを製作する際
材料部分があまりキレイでない材料があります。
昔からその材料を活かし、ハンガーを製作しておりました。
ここ最近は無塗装のハンガーが人気のため、木柄入のハンガーを製作してみました。
材料に木柄があっても洋服を傷つける事はありません。
木柄のある材料を捨てる事なくハンガーにして有効活用しております。
実際に製作してみて、木製の良さを再認識でき、
1本1本木柄が異なることにより見た目もかっこいいと思います。
今年は、アウトドアブームもあり、多くのアパレルショップからハンガーの問合せをいただきました。
店舗を拝見すると各ブランド様で特徴を感じるディスプレイになっています。
アウトドアは、自然と過ごす事に特化していますので、自然を演出できる備品を使っています。
流木や石、植物などが多いですね。
石でハンガーは難しいですが、色を合わせて欲しいというオーダーもありました。
自然の印象を持たせるという意味で、無塗装のハンガーは今期人気がありました。
特に木柄のあるハンガーは自然の印象を強く感じられる仕様です。
個々のアパレル様の個性によっては、ギア感を持たせるため、スチール製のハンガーを利用した店舗依頼もありました。
店舗やブランドの雰囲気を肌で感じより良い提案を心掛けています。
皆様のブランドイメージをお聞かせください。
店舗写真なども添えていただければ、より分かりやすいですね。
「ハンガーのおもてなし」
洋服は、ハンガーに掛けたり、畳んで卓上に置かれたり、マネキンに着せ、ディスプレイされています。
そんな洋服たちの色んな表情をお客様に見せるため、ハンガーやマネキンたちも一生懸命です。
そんなハンガーたちは、生産過程で沢山の愛情を受けています。
「一本、一本」
大量に生産される業務用のハンガーですが、一本、一本、目で見て、手で触ってチェックしています。
木は自然に生きているので木目や柄が様々です。
一本、一本に合った仕上げに振り分けていきます。
「優しさに包まれて」
仕上がりによっては、袋に入れたり、紙を巻いて養生します。
どうやって出荷するかは、ご利用になるお客様と相談して決められることもあるんですよ。
あとは店舗様にお届けしてお披露目です。
中田工芸は、「おもてなし」のお手伝いをいたします。
今年に入り、アパレル業界の脱プラは急速に広がりつつあります。
各社「真剣に取り組むべき問題」であると捉え、ストローから始まった企業の脱プラスチックの取り組みが買い物袋に広がり始めました。
企業だけでなく、消費者にも「エシカル消費」が広がり、世界が抱えている環境問題を個人個人のちょっとした取り組みで社会貢献できる世の中です。
なぜここまで深刻な問題になったのでしょうか。
私が考える一つは、低コストで大量生産ができるプラスチック製品が「使い捨て」になりやすいことが一番の問題だと思います。
もちろんリサイクルなどで、再利用されている部分もありますが、それでも追いつかないぐらいの大量のゴミとして環境破壊に繋がっています。
使い捨てではなく、良いものを大事に長く使うことが、一番大切なような気がします。
日本人の歴史と文化は木を利用してきた歴史と文化です。
縄文時代、弥生時代から古代、中世、近世、近代、そして現代に至るまで、木は様々なかたちで私たちの生活に関わってきました。生活の基盤となる住宅、生活道具、工芸品など、
それぞれの時代の生活文化や生活様式を代表するものの多くが木製だったといってもいいでしょう。
また、法隆寺は1300年の歴史を持つ、世界最古の木造建築物だそうです。
このように日本人は木を生活の一部として取り入れ、物を大切にする心を持っています。
木製品は長く使うと、周りの環境に馴染んできます。その馴染んだ風合いが、良い味となり、アンティーク製品などとして扱われたりもしますね。
私たちは、計画植林された木材を大切に扱い、長く使っていただける高品質なハンガーを作り続けています。当社の木製ハンガーを長く使っていただくことが、一つの環境問題対策になるのではないでしょうか(^^)