ハンガーメーカー中田工芸スタッフによる業務用ハンガーのブログ
こんばんは､坂本です｡
本日の豊岡市は雪でした｡
ようやく春めいて来たなと感じていたのに冬に逆戻りですが
週末から来週にかけては寒さも緩む予報のようで着実に春は近づいているようです｡
今好評をいただいているのが「ロゴ入りハンガー」
http://nakatakogei.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1051445
ブランドロゴを入れたいとのご要望にお応えするシリーズです｡
版代とロゴ入れ代を含んだ価格となっており50本から購入いただけます｡
ハンガーのカラーも４色から選べるのでオリジナル感を演出できます｡
ぜひ､お買い求めください｡
こんばんは、伊崎です。
ファッション分野で関西の大きなニュースといえば、これです。
４月２日にルクア１１００がグランドオープン！
全１５８ショップとのこと。
中田工芸からもたくさんのハンガーを出荷します。
大阪の中心部で駅直結の施設なので、搬入スケジュールが細かく指示されているようです。
オープン準備に間に合うよう、工程管理と出荷準備のまっただ中。
必ず間に合わせますので、ご注文いただいている皆様、ご安心ください。
さて、出店や展示会用として、まだまだたくさんのお問合せをいただいております。
中田工芸では短納期に対応できる商品を限定で販売中です。
http://nakatakogei.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=522283
第１弾の掲載商品も少なくなってきました。
おすすめはメンズのシャツハンガー
ラフな仕上げのシャツハンガーはカジュアルな薄手の洋服にピッタリです。
残り５セット（５０本）となりました。興味のある方はお早めに！
現在、第２弾を検討中です。
ディスプレイに最適なハンガーをリーズナブルにお買い上げいただけます。
ご期待ください。
こんにちは、稲葉です。
今日は、何度かご紹介させて頂いている、ハンガーの主力材の「ブナ材」についてご紹介します。
ショールームのご来店されたお客様が、ハンガーラックをご覧になって
「ハンガーにも色々な素材がありますね」と
よく言われることがございますが、実はほぼすべてが、「ブナ材」です。
塗装カラー・塗装方法によって様々な表情を表現できる材料ですので、
本当にアパレルハンガーに適していますね！
ブナの木は、保水力の大変優れた樹木であり、その実が動物の餌になるなど
森にとって良い効果をもたらす為、昔から森の豊かさを象徴する木でもあります。
しかし水分をたっぷりと含む特性上、材料としては、乾燥は難しく、乾燥が十分でないと
ねじれや狂いが生じやすいため、利用価値のない、役に立たない木であると言われてきました。
一説には、「ブナは役立たずの木だ、木として利用価値がない、木で無い木だ」ということから、
漢字で「木偏に無」と書いたと言われています。
現在では乾燥技術が向上し、加工しやすく・仕上げも美しい良材として、様々な
家具や玩具などに利用されるようになりました。
そんな暗い過去のあるブナ材が、ハンガーとなり最先端のファッション業界で活躍していると
思うとなんだか嬉しいですね！
兵庫の本社工場には、ハンガー工場の目印としてブナの木がそびえ立っています(^^)
おはようございます､坂本です｡
以前､プライウッドハンガーを紹介しましたが本社(兵庫県)で興味深い雑誌を見つけました｡
http://www.hanger.co.jp/blog/2015/01/09/1729
プライウッドハンガーの山！！
これは50年前に発刊された雑誌でスウェーデンのプライウッドハンガー工場を紹介したもの｡
当時､繁忙期には1日6万本を生産しその内の4万本はスウェーデンで消費していたとあり驚き｡
プライウッドは1920年代頃から家具などの材料として普及しはじめ､北欧でも椅子などに
よく使用される素材だったようです｡
中田工芸のプライウッドハンガーのルーツもこの辺りにあるのかもしれません｡
こんばんは、伊崎です。
中田工芸のハンガーは主にブナ材で作られています。
なぜブナ材を使うのか。
・木目が細かくつるつるすべすべしている。
・硬くないので加工し易いが、非常に粘り強く、上部。
・曲げ木に最適な木質。
だからです。
きめ細かい木目のブナは、研磨すると表面がすべすべになります。
なので塗装した製品の肌触りはとても滑らかです。
木目を活かした仕上げでいい雰囲気を出しますし、
塗り潰し塗装では表面にデコボコのないつるつるの表面に仕上がります。
加工し易い木質は、中田工芸の職人の技術で多様な形に加工できます。
そして、粘り強いので丈夫です。
粘り強さはフックやアンダーパーツなど、打ち込んだ金具パーツを抜けにくくするのにも役立つ特質です。
蒸して曲げる昔ながらの曲げ木加工に適しています。
曲げる力に耐える粘り強さと、曲がった状態をキープするきめ細かい木目のブナだから
綺麗に曲がり丈夫な製品が作れるのです。
ブナはその昔、日本中に生育していましたが、役に立たない木として切り捨てられてきたそうです。
今では非常に貴重な天然資源になってしまったブナですが、
古くから活用しているヨーロッパでは安定供給の仕組みができています。
中田工芸もヨーロッパ材を使っていますが、貴重な天然資源であることに変わりはないので
無駄なく、大切に１本いっぽん丁寧にハンガーを作っています。
ブナ製ハンガーの質感、是非体験してみてください。
青山ショールームで手にとっていただけます。
http://www.hanger.co.jp/showroom.php