塗装していないようで塗装しているハンガー
最近のご注文としては「無塗装」や「クリア色」のような
ナチュラルなハンガーが多く出ます。
「無塗装」は塗装を何も施していない木そのもののため、
木ならではのぬくもりや経年変化を楽しむことが可能です。
反対に「クリア色」は透明な塗装をしており、コーティングを施しているような感じです。
そのため、無塗装と比較すると長持ちする印象があります。
「クリア色」はマットなツヤ無しから5部ツヤ、全ツヤなどのツヤ感がございます。
ツヤ無しよりもっとツヤを無くしたいというお問い合わせがたまにあります。
そこで本日ご紹介するのが完全ツヤ無しです。
下記は「無塗装」と「完全ツヤ無し」の比較画像です。
画像だと伝わりにくいのですが、かなり素地に近いです。
これだと無塗装に見せることができ、かつ長持ちしやすいかと思います。
国内に工場を持つ中田工芸では細かなツヤ感に対応可能です。
ハンガーでお困りのことがあればぜひ一度ご相談くださいませ。
アウトドアショップの傾向
今年は、アウトドアブームもあり、多くのアパレルショップからハンガーの問合せをいただきました。
店舗を拝見すると各ブランド様で特徴を感じるディスプレイになっています。
アウトドアは、自然と過ごす事に特化していますので、自然を演出できる備品を使っています。
流木や石、植物などが多いですね。
石でハンガーは難しいですが、色を合わせて欲しいというオーダーもありました。
自然の印象を持たせるという意味で、無塗装のハンガーは今期人気がありました。
特に木柄のあるハンガーは自然の印象を強く感じられる仕様です。
個々のアパレル様の個性によっては、ギア感を持たせるため、スチール製のハンガーを利用した店舗依頼もありました。
店舗やブランドの雰囲気を肌で感じより良い提案を心掛けています。
皆様のブランドイメージをお聞かせください。
店舗写真なども添えていただければ、より分かりやすいですね。
サスティナブルハンガーⅠ~木製ハンガーの可能性~
こんにちは、岡坂です!
最近、少し気温が下がり、秋を感じ始めました。
中田工芸の本社がある兵庫県(但馬地方)は自然に溢れています。
※写真はイメージです(笑)
そんな自然にもっと触れたくて、このお盆休みに自宅にウッドデッキをDIYしました。
構想から1年…やっと完成です!
※写真はリアルです(笑)
1年間もかかった理由は、木材をどうするかです。
ハードウッド(ウリン、イペなど)、ソフトウッド(SPF材、レッドシダー)、人工木。
コスト:ハードウッド>人工木>ソフトウッド
耐久性:ハードウッド≒人工木>ソフトウッド
結果的に、初めてのウッドデッキという事とコスト面からSPF材に塗装することにしました。
やっぱり木がいいです!!
ところで、人工木って聞き慣れないですよね?
簡単にいうと木粉を混ぜた樹脂材です。ですので少し木の雰囲気があります。
また、一般にエコロジーだと言われています。
しかし、樹脂はリサイクル出来ません。
つまり、不要になったら不燃ごみになってしまいます。エコ??
疑問が残りますね。
次回は、天然木のエコロジーについて記事にいたします。
では。