中田工芸 | アパレルショップ、展示会などの業務用・木製ハンガーメーカー

WEPs(女性のエンパワーメント原則)に署名しました

こんにちは。営業開発課の伊崎です。

 

WEPs_wecooit

中田工芸は、ジャンダ―ギャップを解消して女性自身がさらに活躍できる環境作りをしたいという思いから、WEPs(女性のエンパワーメント原則)に賛同して署名いたしましたことを報告いたします。

 

弊社代表 中田の宣言動画が紹介されていますので、ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=7aQE6yDhAV8

 

WEPsとは、国連グローバル・コンパクトとUN Womenが共同で策定した「女性のエンパワーメント原則」(Women’s Empowerment Principles)の略で、企業がジェンダー平等を経営の核に位置付け、自主的に取組むための行動指針です。

 

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※こちらもぜひご覧ください。

「WEPsの弊社のインタビュー記事」

https://www.weps.org/sites/default/files/2020-11/LEADERS_IN_ACTION_Nakatakogei_Japanese_.pdf

 

あわせまして、中田工芸がWEPsハンドブックの『ステップ4:主体的に取組む』と『ステップ5:定着させる』の中で参考企業として掲載されました。

 

 

昨年の12月8日に行われたWEPsハンドブックのローンチイベントにつきましてもご報告いたします。WEPsハンドブックとは、WEPsをどのようにして企業に取り入れるかのガイドとなるものです。

 

講演の中で特に印象的だったのは、ジェンダー平等、つまりジェンダーギャップの解消に対するアプローチが日本と海外とで大きく違っていたことです。

海外では「ジェンダー平等と女性のエンパワーメント」が掲げられており、男女ともにフェアに働き、働き続けられ、評価される職場づくりに取り組んでいます。

日本では「女性活躍」や「女性の両立支援」を掲げて官民ともに様々な政策に取り組んでいます。しかしながら、日本のジェンダーギャップ指数ランキングは2020年度の結果では153カ国中121位でした。

どうしてこのような結果になってしまったのでしょうか。

 

海外では前述のとおり、男性も女性も、どちらとも働き続けられる社会の実現に取り組んでいます。

ところが日本の政策は『女性』に特化したアプローチとなっています。女性の両立支援については、女性が家庭のことも仕事のこともどちらともできるようにという内容が多いことがわかりました。また、法制度の整備や法令を遵守することに重きを置いた結果、実態が伴っていないという事例もありました。

結果として、せっかく取り組んでいた政策は『女性がどうにかする』という内容になり、女性に負担がかかるものになってしまっていたということです。

日本企業の取組みがなかなか結果に結びつかない理由としては、男性は仕事、女性は家事といった性的役割分業を前提とした取組みが続けられてしまっていたからでした。アンコンシャス・バイアスを取り除くことや平等推進への理解が不十分という現実も有り、男女がフェアに働き続けられ、評価される社会の実現にはまだ至っていません。

 

では、なぜジェンダー平等に企業が取り組む必要があるのか。

それはこの問題の解消が、持続可能かつ包括的な経済成長に不可欠だからです。ジェンダー平等は、2030年を達成期限とするSDGs(持続可能な開発目標)の中核にも位置づけられています。

 

中田工芸は上記の考え方に賛同し、SDGsの5番目の目標『ジェンダー平等を実現しよう』に取り組んでいます。

また、このハンドブックに掲載される条件の一つに『グローバルスタンダードで見ても先進的取組みを行っていること』が挙げられています。中田工芸では、常に世界的な流れを捉えながら、先進的な取組みを続けていく所存です。

WEPsを導入し、この7つの原則を通してアクションを起こすことで、ジェンダー平等とよりよい経済活動に取組むことができるのではないかと思います。

また、中田工芸が位置する豊岡市では、市全体でジェンダーギャップの解消に取組んでいます。地域とともに持続可能な社会を作る取組みを今後も続けていきます。

 

WEPsに即した活動については、今後も弊社WEBサイトやSNSを通じて報告させていただきます。

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